1977-02-14 第80回国会 衆議院 予算委員会 第6号
それから、ちょうど七一年のニクソン・ドクトリン当時に、二年にかけましてフォーカス・レチナ作戦などやってみせて、四万人撤退しましたね、このときに。こういうこともあるのだから、幾ら反対だと言ってみたって、アメリカは結果的に撤退をするだろう、さっきちょっとそれに触れられましたね。あなたの方はそういうふうに分析をした。ドル防衛に基づく軍縮が迫られているという事情もある。
それから、ちょうど七一年のニクソン・ドクトリン当時に、二年にかけましてフォーカス・レチナ作戦などやってみせて、四万人撤退しましたね、このときに。こういうこともあるのだから、幾ら反対だと言ってみたって、アメリカは結果的に撤退をするだろう、さっきちょっとそれに触れられましたね。あなたの方はそういうふうに分析をした。ドル防衛に基づく軍縮が迫られているという事情もある。
ところが、フォーカス・レチナ作戦などによっても、やはり運び得る軍人の輸送というのはあまりないわけですね。事実関係の問題として、二万も三万も、しかもすぐに作戦が展開できる重装備の軍人を、一時に一個師団を運ぶということはたいへんなことなんです。事実上私は不可能ではないかと思うんですね。
それから一個師団だって、たとえばフォーカス・レチナ作戦というものが、一昨年でしたかありました。それを運んだ部隊だって、ほぼそれに近いものでありますけれども、なかなかどうしてこの作戦ですら、事実上日本の国から移動するなんということはできない。できないことを、それをやる場合には事前協議の対象にすると言っているから、形骸化だ、こう軍事専門家は言うわけですね。
○伊藤(惣)委員 いままでフォーカス・レチナ作戦等を含めまして、毎年一回、沖繩米軍と韓国と台湾との合同演習がございますが、ことしもそれが計画され、いろいろやっているようであります。これは、五月十五日を過ぎますと、やはり大きな問題になると私は思います。私の調査では、本年もまた同じ規模でやるんだ、こういう話を聞いているわけであります。
フォーカス・レチナ作戦なり、フリーダムボールド作戦をやりましたが、この中心基地もこれまた沖繩で、性格は何も変わってない。これでもなおかつ、つまりさっき申し上げた「やりとたて」――さっき質問のありましたように、自衛隊の配備は去年の十月にきまっておる。去年の十月にちゃんと発表しているじゃないですか。衆議院の内閣委員会でも答えているじゃないですか。
いまの点、長官のお考えは、アメリカは陸上兵力が支援に来るんだということになるとすれば、C5Aなるものもある、フォーカス・レチナ作戦などもある、横田にC5Aが来たこともある例なども含めて、簡単に支援には来られるのだ、だから必ずしも陸上兵力がやってくることを前提にしないということでもいいのではないかというお考えがあるやに聞いておるわけでありますが、それらのところはちょっと問題でありますが、長官どうお考えになるか
私たちは現行の地位協定そのものに反対でありますけれども、しかしアメリカが、一昨年のフォーカス・レチナ作戦、そしてまたこの三月にやられる作戦演習というような点から見ましても、基地の共同使用ということがいわれてきておるその軍事的な背景というのは、まさに緊急時の作戦展開に日本が協力する方向として出されているように思うわけであります。
またこのグアム・ドクトリンあるいはまたニクソン・ドクトリンまたさきに実行されましたあのフォーカス・レチナ作戦あるいはまた第七艦隊における台湾海峡のパトロールの停止、こういったアメリカの極東戦略の大きな変化が見られるわけでありますが、これをどのように長官は分析なさっているか。さらにわが国をめぐる極東の軍事情勢の動向について長官はどのように分析なされているか。
三月中旬に至りまして、有名なフォーカス・レチナ作戦なる米韓合同大空輸作戦が行なわれたのであります。続いて、北鮮全面攻撃を想定した甲支図上作戦なるものが行なわれたのであります。立て続けに、英韓海兵隊合同上陸演習が行なわれまして、加えてアメリカ・スパイ機の挑発があったということが今回の緊張の根本の原因であるということを、総理もこの際は冷静にお考えをいただかなければなりません。
また最近、アメリカは、米国と韓国との間にフォーカス・レチナ作戦と呼ばれる合同演習を行なったのであります。これは当面の目的とした演習を行なったわけでありますが、このことも、北朝鮮にとっては敵性行為でありました。そして、これが北朝鮮の不信感と危機感を招いたことは当然であります。
まず、プエブロ号事件あるいは最近行なわれたフォーカス・レチナ作戦等に関連いたしまして、北朝鮮に不安を与えた、そのことが対米不信感を与えておるのではないのか、こういう事柄が今度の事件と関係があるのじゃないか、こういうお尋ねであります。 これは、私は、さようには思いません。ただいま北朝鮮がとっております政策、これは私が申し上げなくとも、社会党の諸君はよく御承知のことだろうと思います。
沖繩はますます戦略的に重大なことは、最近のフォーカス・レチナ作戦、これを見てもわかる。これについては、沖繩というのはどんなに重大かということをあらためて再確認されたということがいわれる。こういう点はどうですか。
またさらにフォーカス・レチナ作戦の場合のように、沖繩を相当軍事拠点としてあるいは在日米軍も参加して行なわれているということ自体、まさにこれは戦争巻き込まれの危険性が増大するのじゃないかと、こういう観点から申しておるわけでございます。 さらにもう一つは、この国連決議の、朝鮮問題に対する決議の共同提案国になることによってはっきりともうこれはフランスももうすでに述べております。
そしてフォーカス・レチナ作戦のような場合、アメリカ本土から韓国に移動すれば、やはり各国連軍として活動することになるわけでございますね。ところが、アラブの国連軍なんかは、兵員の増減は国連自体の問題でありますけれども、いわゆる在韓国連軍に関しましては、国連とは全くかかわりなしに空輸演習が行なわれておりますけれども、国連としては何もそれは言う権利はないのかどうか、これはいかがですか。
○国務大臣(愛知揆一君) 私の理解しておりますところでは、今回のフォーカス・レチナ作戦といわれるものは、先ほど申しましたように、米韓の両方の合意に基づいて行なわれた演習でありまして、国連とはこれは関係がない、こう理解しております。
○二宮文造君 防衛庁長官に伺いますが、この場合、自衛隊の峰岡基地ですかにあります防空管制組織、これは当然活動を開始すると思うんですが、そういう意味ではそういう情報活動といいますか、通信活動が、このフォーカス・レチナ作戦に合同して演習をしている、こういう危険性、危険性といいますか、錯覚を国民に与えるようなことになりませんか。
○二宮文造君 それから防衛庁長官に伺いますが、このほど韓国を中心にしまして、フォーカス・レチナ作戦と銘打って、アメリカと韓国の演習が行なわれているようですが、状態は御存じですか。